カギを預ける相手を間違えた!

昨日は卒業した先輩が我がサークルを訪問してくれて、明日の先輩の会社に向けたプレゼンの打ち合わせと称して、夜は飲みに行った。前祝いというわけではないが、先輩の顔でもうスポンサーになってもらえるということは決まったも同然。プレゼンは形式だけのもの。嬉しかったし、場を盛り上げるため、いつも以上に飲み過ぎてしまった。先輩をきちんと見送ってからだったから良かったが、悪酔いしてしまった俺は自宅に帰るのにも一苦労だった。

カギが折れた

朝目覚めてみたら、まだ酒が残っているようだったが、床に転がった目覚まし時計は電池が飛び出し止まってしまっていた。慌てて携帯を確認すると、約束の時間まで1時間を切っていたので焦った。寝坊だ。

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慌てて部室の鍵を預けている後輩に電話をした。出ない。電話を鳴らしながらも自分も準備をする。シャワーを浴びている時間はないから、寝癖直しスプレーでごまかす。玄関を見ると、なんと玄関の鍵すらかけていなかったことに気づいた。そこまで昨夜は酔っていたのだ。もう一度電話を耳に当てると、留守番電話センターにつながっている。しまった。鍵を預ける相手を間違えた。そういえばこの後輩は、普段から遅刻がちな奴だった。こんなことなら時間に正確な女子に預けておくべきだった。俺が行かないと部室の鍵が開かない。せっかく女子メンバーが先に到着しても、部屋の片づけやお客様をもてなしする準備を始めてもらえない。

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しかたない。今日は奮発してタクシーを使って登校しよう。先輩の会社の人たちが来る前に部室の鍵を開け、形式ばかりと言ってもプレゼンの準備はしっかり行わなければ。失敗すればスポンサーの話がなくなるだけじゃなく、先輩の顔に泥を塗ることになりかねない。そうすれば本当は一番の目的である、自分の就職だって実現しなくなる。合鍵を預ける相手を選ぶ目も、立派な大人になるには必要だということか。